熊野古道 大辺路を歩く
熊野古道の大辺路を歩いてきました。
熊野古道は世界遺産ですが
登録名は「紀伊山地の霊場と参詣道」
それには大きく5つの道があります。
有名なメインルートの中辺路
高野山から本宮大社へ向かう小辺路
伊勢神宮から本宮大社へ向かう伊勢路
吉野から大峰山脈を往く大峯奥駈道
そして、今回歩いた大辺路
紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたのは2004年
私は2002年から熊野古道をくまなく歩いて案内してきました。
当時は峠越えなどで、きちんと時間をコントロールできる語り部さんは
極めて少なく、大人数を安全に案内するためには自身で下見をせざるおえませんでした。
道標やトイレなども整備され、現在とは雲泥の差です。

大辺路とは
田辺から海岸線を歩いて那智大社へ向かうルート
那智から本宮大社へは中辺路になります。
最もマイナーなルートといってもいいかも。
その分、静かに歩くことができます!
田辺から那智までは長い道のりですが、
今回歩いたのは草堂寺から安居の渡しまでの約14km。
以前は大阪から日帰りすると非常にタイトでしたが、
高速道路の延伸で、余裕を持って行けるようになりました。